世界で約50社、日本企業10社
2016年「エノキアン協会」加盟企業として承認されました。
創業200年以上の老舗企業のみで構成される国際組織。フランスのリキュールメーカーマリー・ブリザール社が、何世紀にもわたり存続してきた伝統企業で、現在でも創業者の子孫が経営する企業を集めて団体を創設しようと提唱したことを発端とします。イタリアのベレッタ社が1年がかりで164の商工会議所25か国の大使館の協力を得て174社の会社とコンタクトを取り加入を募りました。174社のうち、条件を満たしたのはわずか15社。1981年、そのうちの10社で協会が設立されました。現在は世界で約50社、日本企業は10社が加盟しています。
会の名称の由来 | エノキアンとは、エノク(Henok)に住む人びとを意味します。エノクとは『旧約聖書』に記された人物であり、世界初の都市の名前でもあります。人物としてのエノクは、365歳まで生き、ノアの大洪水の前の家長として多くの子孫を残し、神とともに栄えたとされています。エノクには「始まり」という意味もあり、このような歴史と伝統、繁栄にちなんでつけられました。 |
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協会への加入資格 | 1. 創業以来200年以上の社史を持っていること。 2. 創業者の子孫が現在でも経営者、もしくは役員であること。 3. 家族が会社のオーナーもしくは筆頭株主であること。 4. 現在でも健全経営を維持していること。 |
協会の現状と加盟企業 | フランス・イタリアを中心にヨーロッパの伝統産業であるワイン、ガラス製品、宝石などの分野の企業で構成されています。(本部:フランス パリ) 《日本企業》創業順 法師、株式会社虎屋、月桂冠株式会社、株式会社ナベヤ、ヤマサ醤油株式会社、岡谷鋼機株式会社、材惣木材株式会社、株式会社山本山、株式会社赤福、株式会社中川政七商店 |
2016年 総会(オランダにて)