五代将軍徳川綱吉や忠臣蔵で有名な江戸元禄時代、初代材木屋惣兵衛が知多郡寺本村から名古屋元材木町(現在の名古屋市中区錦一丁目)に移り、材木商を営んだのが当社のルーツです。それから材惣は3世紀以上にわたり木材を扱い続けて来ました。これだけ長く社業を続けられたのは、同じ木材を扱いながらも大きく変わる時代の変化に対応して業態を変えてきたからだと思います。江戸時代は尾張徳川家の御用商人として木材業を営みました。明治・大正・昭和の中頃までは枕木等のインフラ資材の供給を主としました。昭和の中頃以降は木材卸問屋として国産材や外材の流通が主な仕事になりました。平成以降は、木造軸組のプレカットや2×4工法パネルの生産、建材流通等の住宅資材関連が業務の核になってきています。その他にも、名古屋城本丸御殿等の高級木材の流通、森林企画開発や中大規模木造建築等の新しい事業にも絶えず取り組んでいます。
仕事を通して地域社会に貢献し、更に350年、400年と社業が続くことを目標として日々努力を続けていきたいと思っております。
皆様のご支援、ご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。